ナツツバキ

夏椿 ツツジ目/ツバキ科/ナツツバキ属 花期/6月上旬~中旬

神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IB類」

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

富士山周辺に多い落葉高木。花はツバキ(椿)だが葉がちょっと違う。釈尊入滅を看取ったサラソウジュ(娑羅双樹)の代用木として扱われ、シャラノキ(娑羅樹)とも呼ばれる。神奈川県内では丹沢にわずかに分布するらしい。湘南・鎌倉・三浦半島では栽培ものを見るのみ。

葉は柔らかな印象。鋸歯は細かい。

ナツツバキの葉 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキの葉 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキの幹 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/24

ナツツバキの幹 茅ヶ崎市・氷室椿庭園 2018/05/24

花が小振りな近似種にヒメシャラ(姫沙羅)がある。

ナツツバキの花

花色は白。僅かに紅をさすことも。花弁の縁(ふち)は縮れる。

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

一日花なので咲いたその日に散ってしまうが、栽培ものであればちらほら見かけるし花付きも悪くないので見逃してしまうことはないだろう。開花はちょうどハナショウブ(花菖蒲)が見頃を迎えている時期と重なる。

ナツツバキの落ち花 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキの落ち花 藤沢市・新林公園 2017/06/12

夕方に花弁と雄蕊のセットが崩壊せずに丸ごとぽとりと落下する。子房の付け根から甘い蜜でも出るのか、小さなアリ(蟻)がむさぼりついていることが多い。

ナツツバキの花が落ちた後の雌蕊 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキの花が落ちた後の雌蕊 藤沢市・新林公園 2017/06/12

蕾もうっすら赤みがさして、モモ(桃)の赤ちゃんのようでかわいらしい。

ナツツバキの蕾 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキの蕾 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキの蕾 藤沢市・新林公園 2017/06/12

ナツツバキの蕾 藤沢市・新林公園 2017/06/12

鎌倉では材木座地区で五所神社の乱材祭(みざいまつり)が行われている頃。参道にナツツバキ並木を整備したらさぞ祭りに花を添えてくれるに違いない。

ナツツバキの実

翌年の花期まで残ったナツツバキの実(矢印の先に種子) 藤沢市・新林公園 2017/06/12

翌年の花期まで残ったナツツバキの実(矢印の先に種子) 藤沢市・新林公園 2017/06/12


報国寺、明月院(中門入って玄関手前右手、サラソウジュとして)、東慶寺、円覚寺、長谷寺(妙智池畔河津桜横、目線に花あり)、成就院(山門入って正面左手、蔵前、花はいずれも高所)、新林公園(長屋門の南並びに低木)

YRP光の丘水辺公園(管理棟前、6月上旬~中旬)、藤沢市・舟地蔵公園(花の入口(東口)付近)、氷室椿庭園、大磯町郷土資料館(鴫立沢碑ある庭園内

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