モチノキ

黐の木 モチノキ目/モチノキ科/モチノキ属 花期/3月下旬~4月上旬 結実期/10月~2月

自生種

モチノキの実 横須賀市・ヴェルニー公園 2017/10/24

モチノキの実 横須賀市・ヴェルニー公園 2017/10/24

常緑の高木で雌雄異株。昔はこの木の樹皮から鳥黐(とりもち、鳥を捕獲するためのねばねばした粘着物質、「ごきぶりホイホイ」(アース製薬)の粘着シートのような用途のもの)を作っていた。

公園に植えられていることが多い。赤い実は同属のクロガネモチ(黒鉄黐)より一回り大きいが数は少なく観賞に向くものではない。株により色付きは極めて遅く、きれいな赤色に染まらないまま傷むこともしばしば。葉も実も健康でないのか黒ずむもの多い。カイガラムシ(介殻虫)が引き起こす”すす病”などに罹(かか)りやすいのかもしれない。きれいなモチノキなんてなかなか見かけない。そのような木を行政はなぜわざわざ公園に植えたがるのか、謎。

モチノキの花

モチノキの実

赤色(濃い朱色)に熟す。クロガネモチの実より明らかに大粒ながら、数は少なくたわわには実らない。花柱痕も大きめ。

モチノキの実 鎌倉市材木座・五所神社 2017/11/16

モチノキの実 鎌倉市材木座・五所神社 2017/11/16

モチノキの実 横須賀市・ヴェルニー公園 2017/10/24

モチノキの実 横須賀市・ヴェルニー公園 2017/10/24

モチノキとクロガネモチの実の比較

モチノキとクロガネモチの実の比較

赤く熟した実は10月中旬からぽろぽろと落下していることがある。稲村ガ崎や塚山公園でそうした光景を見たが、はて自然落下なのかそれともタイワンリス(台湾栗鼠)などの仕業か。

モチノキの落下した実 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/10/12

モチノキの落下した実 鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区 2017/10/12

モチノキの実 横浜市金沢区・長沢公園 2017/11/12

モチノキの実 横浜市金沢区・長沢公園 2017/11/12


横浜市金沢区・長浜公園(野鳥観察小屋A付近に実付きが最高に多い雌株)、横浜市金沢区・金沢自然公園(ののはな館西側公衆便所前・男性用出入口向かい=場所としては不快極まりないが観察には稀少な良木、雄株)、横浜市戸塚区・益田家のモチノキ(県指定天然記念物、樹齢約250年の2株(1株は二股に分かれる)、平成25年(2013)旧家は売却され土地所有者が変わる、平成29年(2017)再開発工事中ながら木はかろうじて残されたか、同年2月11日 二股の片方を無許可伐採)

ヴェルニー公園(多い)、城ケ島ハイキングコース(ウミウ展望台周辺に実多い)、鎌倉市材木座・五所神社(参道に実多いがやや高所)

鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区、茅ヶ崎市・中央公園

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする