マサキ

柾、正木 ニシキギ目/ニシキギ科/ニシキギ属 花期/5月中旬~6月 結実期/12月~1月中旬

自生種改良種

マサキ 茅ヶ崎市白浜町 2018/06/04

マサキ 茅ヶ崎市白浜町 2018/06/04

海に近いところの林に自生する常緑の低木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。人目に触れるのは湘南海岸砂防林(湘南地区の砂浜と国道134号線の間に設けられた人工林)や、昭和時代(-1989)に人家の生垣として植えられたものがほとんど。密生させすぎるせいか”うどんこ病”などに罹(かか)ているものも多く、生垣に用いるのはサンゴジュ(珊瑚樹)同様賛同できない。園芸品種も含めて、変種多い。

うどんこ病に罹ったサカキの生垣 茅ヶ崎市浜之郷 2018/06/05

うどんこ病に罹ったサカキの生垣 茅ヶ崎市浜之郷 2018/06/05

海に面したところに生えるマサキは葉が大きく丸く育つなどの特徴が表れることから、カイガンマサキ(海岸柾)やマルバマサキ(丸葉柾)などと呼ばれることも。(本項では明確な特徴あるものを除いて区別しない。)
丘陵地の林床にはツルマサキ(蔓柾)が分布。

マサキの花

ネズミモチ(鼠黐)の次に咲く。

マサキの蕾 茅ヶ崎市浜之郷 2018/05/25

マサキの蕾 茅ヶ崎市浜之郷 2018/05/25

マサキの蕾 鎌倉市扇ガ谷 2018/06/02

マサキの蕾 鎌倉市扇ガ谷 2018/06/02

マサキ 茅ヶ崎市白浜町 2018/06/04

マサキ 茅ヶ崎市白浜町 2018/06/04

マサキの実

真冬になると仮種皮が裂開し、中から鮮やかな朱色の種子が顔を出す。本当はぱかっと開いて種子を完全に露出させたいのではないかと思うが、海辺に多いせいかなかなか乾燥しない実はうまく裂開せず、種子が少しだけ舌を出す”てへぺろ”状態の中途半端な姿にとどまっていることが多い。

マサキの実 毘沙門海岸 2015/11/22

マサキの実 毘沙門海岸 2015/11/22

マサキの実 茅ヶ崎市柳島の砂防林 2016/12/21

マサキの実 茅ヶ崎市柳島の砂防林 2016/12/21

マサキの実 茅ヶ崎市柳島の砂防林 2016/12/08

マサキの実 茅ヶ崎市柳島の砂防林 2016/12/08

マサキの実 茅ヶ崎市柳島の砂防林 2016/12/21

マサキの実 茅ヶ崎市柳島の砂防林 2016/12/21

なお生垣として植えられたマサキは強烈に刈り込まれており、花や実は観察できないことがほとんど。

実が似るといわれるマユミ(真弓)は落葉樹。冬には葉を落として細い枝と実だけになっているので、両者を見間違えることはないだろう。


毘沙門海岸

ツルマサキ

蔓柾、蔓正木 ニシキギ目/ニシキギ科/ニシキギ属 花期/5月中旬~6月 結実期/12月~1月中旬

自生種

蔓性のマサキで、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。林の中に自生する。日陰の林床には葉の姿がそっくりなテイカカズラ(定家葛)があるのでしっかり見分けられるようにしたい。

ツルマサキの葉は、鋸歯がある。茎は緑色。

ツルマサキの葉 鎌倉市・葛原岡ハイキングコース 2017/02/28

ツルマサキの葉 鎌倉市・葛原岡ハイキングコース 2017/02/28

ツルマサキの葉 鎌倉市・葛原岡ハイキングコース 2017/02/28

ツルマサキの葉 鎌倉市・葛原岡ハイキングコース 2017/02/28

マサキの葉 大磯町・高麗山公園 2018/03/31

マサキの葉 大磯町・高麗山公園 2018/03/31

ツルマサキの花

ツルマサキの実

マサキ同様の実がなるが、日陰のためか実付きは悪く、小さい。


葛原岡ハイキングコース(天柱峰)、散在ガ池森林公園(南側入口から入って馬の背の小径沿い・「富士山が見えます」看板付近、6月上旬)、高麗山公園

蘆花記念公園中央広場(山際)

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