クサボケ

草木瓜 バラ目/バラ科/ボケ属 花期/1月下旬~4月中旬 見頃/3月中旬~4月上旬 結実期/9月~12月
学名/Chaenomeles japonica (Thunb.) Lindl. ex Spach

食用自生種保護

クサボケ 茅ケ崎里山公園 2017/03/29

クサボケ 茅ケ崎里山公園 2017/03/29

林縁の草地や農地周辺の土手などに生える、落葉低木。日本自生のボケで、一般に庭木として栽培されているボケよりもっと低木で地面を這うように広がる。枝も明らかに細い。雑草のような姿で生えてくることから草の名が付いてはいるが、木。見かけるものは地上部が小規模なものが多いが、根張りが結構強く、意外と人力で引っこ抜けるものでなし。湘南・鎌倉・三浦半島にもさほど多からず自生あり。いわゆる里山地域で目にする。大事にはされていないので、よく刈られる。一般的には栽培されることはない。

刈払いされた斜面草地に生えたクサボケ 横須賀市・塚山公園 2017/04/15

刈払いされた斜面草地に生えたクサボケ 横須賀市・塚山公園 2017/04/15

前年に刈払いされた斜面草地に生えるクサボケ 2017/03/29

前年に刈払いされた斜面草地に生えるクサボケ 2017/03/29

前年に刈払いされた斜面草地に生えるクサボケ 2017/03/29

前年に刈払いされた斜面草地に生えるクサボケ 2017/03/29

クサボケ 茅ヶ崎市行谷 2018/03/28

クサボケ 茅ヶ崎市行谷 2018/03/28

クサボケ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

#クサボケ 鎌倉市・大巧寺 2017/04/02

一般に広く栽培されている中国原産の園芸品種群のボケとの見分けは思いのほか難しい。いい加減なことをいってしまえば、花色で見分けてしまうのが一番簡単。渋い朱色ならクサボケ、白だピンクだの鮮やかでかわいらしい色ならボケ。幹が這い気味で庭木にするにはだらしない樹形になるのがクサボケ、幹が立ち上がっているのがボケ。葉の形状の違いがどうたらは、あまり参考にならない。

成長したクサボケの株 東京都小平市・東京都薬用植物園 2017/04/08

成長した#クサボケの株 東京都小平市・東京都薬用植物園 2017/04/08

クサボケの葉 茅ケ崎里山公園 2017/03/29

クサボケの葉 茅ケ崎里山公園 2017/03/29

クサボケの花

花色は味わい深い朱色。ピンクだ赤だといったバリエーションはない。白花品種が栽培されることがある。

クサボケ 茅ケ崎里山公園 2017/03/29

クサボケ 茅ケ崎里山公園 2017/03/29

クサボケ 横須賀市・塚山公園 2017/04/15

クサボケ 横須賀市・塚山公園 2017/04/15

クサボケ 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/30

#クサボケ 横浜市戸塚区・俣野園 2017/03/30

クサボケ 茅ヶ崎市行谷 2018/03/28

クサボケ 茅ヶ崎市行谷 2018/03/28

クサボケ 茅ケ崎里山公園 2017/10/05

クサボケ 茅ケ崎里山公園 2017/10/05

クサボケの実

実付きはよくないようで稀少。香りが良いため果実酒にされることも。

クサボケの若い実 茅ケ崎里山公園 2017/06/12

クサボケの若い実 茅ケ崎里山公園 2017/06/12

クサボケの若い実 茅ケ崎里山公園 2017/06/12

クサボケの若い実 茅ケ崎里山公園 2017/06/12

クサボケの実 茅ケ崎里山公園 2017/10/06

クサボケの実 茅ケ崎里山公園 2017/10/06

クサボケの実 茅ケ崎里山公園 2017/10/06

クサボケの実 茅ケ崎里山公園 2017/10/06

クサボケの実 茅ケ崎里山公園 2017/10/06

クサボケの実 茅ケ崎里山公園 2017/10/06


横浜市戸塚区・#俣野園(鉢植え)

#大巧寺、茅ケ崎里山公園、茅ヶ崎市行谷

小松ヶ池公園(北端東隣の畑の東側斜面・立入不可)、鎌倉市台・稲荷神社(滅失)、鎌倉中央公園(小段谷戸入口、交配種の疑い)、鎌倉市植木・#龍宝寺(庫裏前)、清水谷

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