コクサギ

小臭木 ムクロジ目/ミカン科/コクサギ属 花期/3月中旬~4月中旬 結実期/12月~1月中旬 黄葉/12月中旬~下旬

有毒自生種

林内に生える落葉低木で、雌雄異株(しゆういしゅ)。名は臭い低木の意。クサギ(臭木)の小型種ではなくまったくの別種。葉を揉むとニラ(韮)のような悪臭を含んだ強い青臭さを放つ。手に付いた臭いはしばらくすると弱まるが、ときにシナモンクッキーのような良い香りがいつまでも取れずに残り悪くないものがある。丘陵地にたくさん自生し、珍しい木ではない。

春の新緑は照りが強く若葉らしい美しさあり。

コクサギの若葉 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

コクサギの若葉 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

葉の付き方がおもしろく、左右交互ではなく片方二枚ずつ左左右右左左右右と互生する(二対互生、コクサギ型葉序という)。サルスベリ(百日紅)も同様の葉の付き方である。

コクサギの若葉 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

コクサギの若葉 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

コクサギの花

雄株の雄花は房状に、雌株の雌花は単体で咲く。地味。

コクサギの雌花 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

コクサギの雌花 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

コクサギの雄花 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

コクサギの雄花 大磯町・高麗山公園 2016/04/02

コクサギの実

実は手裏剣型。

コクサギの実 大磯町・高麗山公園 2016/12/26

コクサギの実 大磯町・高麗山公園 2016/12/26

実が熟した上で乾燥すると皮が割れ、肌色の”発射台”が種子をぴんと弾いて遠くへ飛ばす。1mくらいは飛んでゆくだろうか。果皮は再び閉じて空っぽになった実が残る。

コクサギの種子を射出する直前の実 大磯町・高麗山公園 2017/01/19

コクサギの種子を射出する直前の実 大磯町・高麗山公園 2017/01/19

コクサギの黄葉

紅葉狩りシーズンはとっくに終わった霜も降りる頃、林の中を鮮やかに染めるコクサギは黄葉は見事である。

コクサギの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/12/14

コクサギの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/12/14

コクサギの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/12/14

コクサギの黄葉 大磯町・高麗山公園 2017/12/14


高麗山公園(ケヤキの広場、高来神社から八俵山への入口、他)

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