キクイモ

菊芋 キク目/キク科/ヒマワリ属 花期/8月下旬~9月 芋の旬/11月~12月

外来生物法「要注外来生物」(廃止)

食用外来種駆除

北米原産の外来種。2mを超える背丈になる黄色花のキク(菊)、というよりミニヒマワリ(向日葵)といったところ。

キクイモの花

キクイモの芋

茎の直下地中ででこぼこなこぶの多いショウガ(生姜)のような形状のイモ(芋)ができ、低エネルギーな糖であるイヌリンを含んでいるためほのかに甘く、糖尿病予防の健康食品として利用されている。

キクイモの芋(栽培もの) 2016/11/19

キクイモの芋(栽培もの) 2016/11/19

食べ方はジャガイモ(馬鈴薯)に同じ。薄くスライスしてサラダに入れればしゃきしゃきとした食感が楽しめ、スープや味噌汁として煮込めばほくほくに。

キクイモの芋は人によっては”カブトムシの土の風味”がすると感じるかもしれない。樹液や昆虫ゼリーなどの糖を含んだカブトムシの尿と土が混ざった風味、これはカブトムシを飼育したことがある人でなければまったく想像がつかない理解できない独特の臭いなので”カブトムシの土の風味とか意味が分からない”と仰るふつうの方は無視していただいてまったく構わないレベルだと思うが、夏の野山で”近くにカブトムシがいる”ことを鼻で嗅ぎ分けることができてしまうような人は、ちょっと注意した方がよいかもしれない。味そのものはほぼジャガイモなので決して不味いものではないのだが、ふわっとカブトムシ臭がするのだ。


横浜市こども植物園

浄智寺、英勝寺

イヌキクイモ

犬菊芋 花期/8月下旬~9月

外来種駆除

北米原産の外来種。葉がやや幅狭で鋸歯が不明瞭、花の総苞片が長くあまり反り返らない。大きなイモを作らない。地上部だけではキクイモ(菊芋)との見分けは困難で、引っこ抜いてイモの大小を確認しないと判別できないとかどうとか。河川敷などで野生化しているのは本種の方かもしれない。(本項では、現地でキクイモとして案内されているものおよび寺境内や畑などで栽培されているものはキクイモ、路地に帰化しているキクイモらしき得体の知れないものはイヌキクイモと、とりあえず分けて紹介する。)

イヌキクイモの葉か 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモの葉か 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモの花

背丈は高いが、茎は直立せずに倒れて地に伏せているものも多い。途中からにわかに顔をもたげ、葉を付け花を咲かせる。

イヌキクイモか 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモか 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモか 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモか 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモか 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモか 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモの総苞片か 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモの総苞片か 馬入水辺の楽校 2016/09/29

イヌキクイモの芋

細い根の先に単純な形状のイモを作ることがある。茎を引っこ抜いてもイモが付いていないもの多い。滅多にイモを作らないのか、引っこ抜いた際に切れてしまったのかは不明。土中を少しだけ掘ってイモを探してみたが見つけられなかった。

芋が付いてこなかったもの(左)と芋が一つ付いてきたイヌキクイモ(右) 茅ヶ崎市柳島・しおさいの森 2016/10/27

芋が付いてこなかったもの(左)と芋が一つ付いてきたイヌキクイモ(右) 茅ヶ崎市柳島・しおさいの森 2016/10/27

イヌキクイモのイモは一応食べられるという。

イヌキクイモの芋 茅ヶ崎市柳島・しおさいの森 2016/10/27

イヌキクイモの芋 茅ヶ崎市柳島・しおさいの森 2016/10/27


新林公園(9月末~10月上旬、ツクバトリカブト(筑波鳥兜)群生地向かい、近くでは見れない)、茅ヶ崎市柳島・しおさいの森、馬入水辺の楽校(多くはない、荒れ地で絡み合って生えているため引っこ抜けない)

キクイモモドキ

菊芋擬 花期/8月下旬~9月

外来種駆除

北米原産の外来種。背丈が比較的低く、花は完全な扁平までは開かず立体的。イモを作らない。

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