カクレミノ

隠蓑 セリ目/ウコギ科/カクレミノ属 花期/8月 結実期/11月中旬~12月 黄葉/11月

自生種

カクレミノ 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノ 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

常緑高木で、林を形成する樹木の一つ。雌雄同株(しゆうどうしゅ)。名は、おめでたいとされる宝尽し文(たからづくしもん)に描かれるマジカルアイテム「隠れ蓑(着ると姿を隠すことができるという蓑)」の形状に三裂した葉が似ているとされることから。神奈川県内では海に近い地域を中心に林内に自生。公園木としても利用があるか。ただいかんせん花がぱっとしないものだから存在自体が地味で注目度も低く、よほど意識していない限り人の目にはなかなか留まらない木かも。

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

葉は、若い株のときは三裂し、成長した大きな株になると全縁(ぜんえん)のものが増えてくる。縁(ふち)はやや波打つ。

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/10/05

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/10/05

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/10/05

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/10/05

葉は枝先に互生、というが、ごちゃごちゃした感じで生える。

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノの葉 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノにはタテジマカミキリ(縦縞天牛)が付いているかもしれない。細めの枝にしがみついて擬態したまま成虫越冬をする、カクレミノで隠れ身の術を使う変ちくりんな昆虫だ。探してみるとよい。

カクレミノの花

カクレミノの花は同じウコギ科のヤツデ(八つ手)キヅタ(木蔦)にそっくりな放射状ボンボンながら、ヤツデは低木、キヅタは蔓性。はてさてこの木はいったい何だろうと思ったら本種だろう。両性花と雄花があるらしい。雄花は花期が遅い。

カクレミノ 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノ(柄に付いている虫はアオバハゴロモ) 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノ 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノ 横須賀市・くりはま花の国 2017/08/04

カクレミノの実

実は花の後すぐ9月からもう膨らんでいるが、黒っぽく熟すのは11月下旬あたり。

カクレミノの若い実 横須賀市・荒崎公園 2017/10/05

カクレミノの若い実 横須賀市・荒崎公園 2017/10/05

カクレミノの若い実 横須賀市・荒崎公園 2017/10/05

カクレミノの若い実 横須賀市・荒崎公園 2017/10/05

カクレミノの黄葉

古い葉をよく黄葉させてから落とす。

カクレミノの黄葉 藤沢市・長久保公園 2017/11/03

カクレミノの黄葉 藤沢市・長久保公園 2017/11/03


くりはま花の国(冒険ランド近く園路沿い)、荒崎公園(潮風の丘)、江の島

円覚寺黄梅院(樹名板あり)、長久保公園(若木)、湘南海岸砂防林

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