イヌガラシ

犬芥子 アブラナ目/アブラナ科/イヌガラシ属 花期/4月~6月、10月
学名/Rorippa indica (L.) Hiern

自生種

イヌガラシ 逗子市・池子の森自然公園 2017/10/09

イヌガラシ 逗子市・池子の森自然公園 2017/10/09

水田の畔や湿りがちな草地に生える一年草(越年草)。タネツケバナ(種漬花)の黄色花バージョン、といった感じのやや小さめの雑草。名は、辛みがなく食べるに値しないカラシナ(辛子菜)のようなもの、の意。

イヌガラシ 逗子市・池子の森自然公園 2017/10/09

イヌガラシ 逗子市・池子の森自然公園 2017/10/09

葉がもうすこし幅広で、花は花弁がなく、実が直線的だったらミチバタガラシ(道端辛子)。実が葉腋(ようえき)から出るようだったらコイヌガラシ(小犬芥子)。

イヌガラシの花

イヌガラシ 茅ヶ崎市・湘南タゲリ米の里 2018/06/19

イヌガラシ 茅ヶ崎市・湘南タゲリ米の里 2018/06/19

イヌガラシ 藤沢市大庭 2018/10/16

イヌガラシ 藤沢市大庭 2018/10/16

イヌガラシの実

細長いのが特徴。短い実ならスカシタゴボウ(透田牛蒡)だろう。

イヌガラシの実 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/06/25

イヌガラシの実 横浜市戸塚区・舞岡公園 2018/06/25


池子の森自然公園(管理事務所とトンネルの間)、藤沢市大庭・引地川流域の田んぼ

参考資料

『神奈川県植物誌2018』(電子版を含む) 神奈川県植物誌調査会編 神奈川県植物誌調査会発行(2018)

『改訂新版 日本の野生植物 4』 大橋広好・門田裕一・邑田仁・米倉浩司・木原浩編 平凡社発行(2017)