ホテイアオイ

布袋葵 ユリ目/ミズアオイ科/ホテイアオイ属 花期/7月~10月 見頃/9月

外来種

外来生物法「要注意外来生物」(廃止)
生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」
国際自然保護連合(IUCN)「世界の侵略的外来種ワースト100」
日本生態学会「日本の侵略的外来種ワースト100」

ホテイアオイ 茅ヶ崎市浜之郷 2017/07/28

ホテイアオイ 茅ヶ崎市浜之郷 2017/07/28

南米原産の(日本では)一年草で、根から葉先まで全体が水面に浮かんでいる浮遊植物。キンギョ(金魚)鉢に浮かべられているあの水草である。根はメダカ(目高)の産卵床としてもよく利用される。元は花の観賞用に日本へ持ち込まれたものという。名は、葉柄の浮き袋が布袋尊のぷっくり膨らんだ腹に見立てられた名前。ホテイソウ(布袋草)とも。複数の品種があるとは聞かないが、ホームセンターの園芸コーナーでは、浮袋と葉の間に柄(え)がないずんぐりむっくりなもの、柄が長く伸びて大柄になるものの二種を見かける。栽培環境の違いによる個体差だといわれるが、その後いかにしても両者の形態は変わらないので別種ではないのか。湘南・鎌倉・三浦半島でホテイアオイの野生化(帰化)が問題になっている所はない。

ホテイアオイ(同居しているのはイネ) 茅ヶ崎市浜之郷 2017/07/28

ホテイアオイ(同居しているのはイネ) 茅ヶ崎市浜之郷 2017/07/28

南米原産のため、熱中症で人がばたばた倒れてゆくような猛暑の炎天下が大好き。気温が40℃近くまで上がっても弱ることなくむしろ活き活きとし、物凄い勢いで大増殖する。走出枝を右へ左へ伸ばして、その先に自分の分身となる子供の株を付けてゆく。そうこうして、春に買ってきた一株は晩夏には十株くらいには増えているかもしれない。直射日光が当たらない室内置きには向かないので注意したい。

ホテイアオイ 茅ヶ崎市浜之郷 2016/09/15

ホテイアオイ 茅ヶ崎市浜之郷 2016/09/15

ホテイアオイは日本の冬は寒くて苦手。最低気温が4℃程度あるうちは辛うじて耐えてくれるが、一度でも水が凍結するとそこから一気に傷んで死んでしまう。どうしても越冬させたいのなら、日当たりがよい暖かな場所で室内置きを。ホームセンターで一株100円程度のものなので翌春買い直すのがふつうか。

冬に朽ちて水盤に沈んだホテイアオイ 鎌倉市・宝戒寺 2018/03/13

冬に朽ちて水盤に沈んだホテイアオイ 鎌倉市・宝戒寺 2018/03/13

ホテイアオイの花

夏(7月~10月)に薄紫色の花を咲かせるとされるが、神奈川県内で花が見られるのは大体は秋の気配を感じ始めた(ホテイアオイ的には生命の危険を感じ始めた)9月から。花は紫色で、ヒヤシンスのように美しい。ウォーターヒヤシンスとも。一日花なので観賞は午前中に。一つの株が次々と花を咲かせ続けるわけではないので見頃は短期間ですぐ終わる。

雨に濡れたホテイアオイ 茅ヶ崎市 2016/09/14

雨に濡れたホテイアオイ 茅ヶ崎市 2016/09/14

ホテイアオイの実

ふつう結実しないらしい。


長谷寺、大磯東の池(10月下旬、滅失)

円応寺(手水石)、常楽寺(手水石)、川名清水谷戸、二宮せせらぎ公園(9月上旬、近くで見れない)

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