ゲンノショウコ

現の証拠 フウロソウ目/フウロソウ科/フウロソウ属 花期/7月下旬~11月上旬 結実期/10月中旬~11月

自生種保護

ゲンノショウコ 横須賀市・塚山公園 2017/10/12

ゲンノショウコ 横須賀市・塚山公園 2017/10/12

山野に生える多年草。日なたのみならずやや湿った日陰にも生える。この手のかわいらしい植物は皆ことごとく稀少種となっているが、このゲンノショウコは三浦丘陵などで比較的多く見つけることができるだろう。

葉の切れ込みが深く全裂していないこと、三裂から五裂していること、葉に細さを感じないこと、茎・葉柄と萼片に開出毛(に見える腺毛)がたくさん生えていることを確認。そうでないものは他のフウロソウ(風露草)の仲間である疑いもあり。もしかしたら山地に生えるコフウロ(小風露)や、稀少種ミツバフウロ(三葉風露)の可能性もゼロではない。

ゲンノショウコ 葉山町・逗子市・森戸川源流 2017/09/26

ゲンノショウコの葉と、葉柄と萼片の開出毛(腺毛) 葉山町・逗子市・森戸川源流 2017/09/26

ゲンノショウコの茎・花柄・萼片の開出毛(腺毛) 富士山須走口・ふじあざみライン 2017/10/01

ゲンノショウコの茎・花柄・萼片の開出毛(腺毛) 富士山須走口・ふじあざみライン 2017/10/01

ゲンノショウコの葉柄と萼片に開出毛(腺毛)がないタイプ 箱根湿性花園 2017/10/01

ゲンノショウコの葉柄と萼片に開出毛(腺毛)がないタイプ 箱根湿性花園 2017/10/01

ゲンノショウコの花

ゲンノショウコ 逗子市・池子の森自然公園 2017/10/09

ゲンノショウコ 逗子市・池子の森自然公園 2017/10/09

ゲンノショウコ 横須賀市・塚山公園 2017/10/12

ゲンノショウコ 横須賀市・塚山公園 2017/10/12

ゲンノショウコの花はふつう白色で、シロバナゲンノショウコ(白花現の証拠)と呼ばれることも。これに対し、どうも関西の方には多くあるようだが濃いピンク色(明るい赤紫色)の花を咲かせるものがあり、ベニバナゲンノショウコ(紅花現の証拠)という。神奈川県内の山野に自生しているのは専ら白の方。

ベニバナゲンノショウコ 横浜市南区・こども植物園 2017/10/24

ベニバナゲンノショウコ 横浜市南区・こども植物園 2017/10/24

ゲンノショウコの実

蒴果(さくか)からタネが弾けると、まるで五角の神輿屋根のような形状になるのがおもしろい。その姿から別名ミコシグサ(神輿草)とも。

ゲンノショウコの実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/24

ゲンノショウコの実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/24

ゲンノショウコの種子を放出した後の実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/24

ゲンノショウコの種子を放出した後の実 横浜市南区・こども植物園 2017/10/24

初夏に似たような形状の実あらば、アメリカフウロ(亜米利加風露)だろう。


横浜市南区・こども植物園(ベニバナゲンノショウコ)

森戸川源流、東慶寺、光則寺(ベニバナゲンノショウコ)、鎌倉中央公園、清水谷(梅林)

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