アリドオシ

蟻通 リンドウ目/アカネ科/アリドオシ属 花期/4月中旬~5月上旬 結実期/10月下旬~6月

自生種稀少

アリドオシの葉 箱根町湯本・早雲寺 2017/11/17

アリドオシの葉 箱根町湯本・早雲寺 2017/11/17

アリドウシではなくアリドオシ。林内に生える常緑の低木で、雌雄同株(しゆうどうしゅ)。通称イチリョウ(一両)として赤い実が正月を飾る縁起物として好まれる。「千両万両、有り通し」と、一年を通じてお金に困ることがないよう願を掛けるのだとか。アリドオシという名前は”棘(とげ)が鋭く、アリ(蟻)をも突き刺すほどだ”という意味だともされるが誤り。アリドオシの実物をちゃんと見ればクロアリ(黒蟻)が枝を伝ってすいすい歩き回っているのが観察できるだろう。”棘が鋭いがアリだけは通す”のがアリドオシだ。神奈川県内では主に大磯町以西の沿岸部に分布。三浦半島にもないわけでもないというが、鎌倉のハイキングコース沿いや大磯丘陵でふつうに見かけるのは変種オオアリドオシ(大蟻通)の方。

アリドオシ 箱根町湯本・早雲寺 2017/11/17

アリドオシ 箱根町湯本・早雲寺 2017/11/17

アリドオシ 箱根町湯本・早雲寺 2017/11/17

アリドオシ 箱根町湯本・早雲寺 2017/11/17

アリドオシとオオアリドオシの見分け方


アリドオシ

葉が小さくて、棘(とげ)が長い。棘の長さは葉と同等ないし棘の方が長いこともある。見るからに棘が凶暴である。

アリドオシ 箱根町湯本・早雲寺 2017/11/17


オオアリドオシ

葉が大きくて、棘が短い。葉よりも棘の方が長いということはない。棘は控えめ。

オオアリドオシ 平塚市・高麗山公園 2016/12/26

アリドオシの花

アリドオシの実

冬に赤くなっていないことがある。

アリドオシの未熟な実 南足柄市三竹・御嶽神社 2018/01/06

アリドオシの未熟な実 南足柄市三竹・御嶽神社 2018/01/06


横浜市金沢区・金沢自然公園

覚園寺(有料エリア内・薬師堂前イヌマキの根元一帯などに ※撮影不可)、光則寺(池奥の墓地入口 ※「四季の光則寺 山野草と茶花マップ」に掲載あるも正しくはオオアリドオシ)

大巧寺(鉢植え)

南足柄市三竹・御嶽神社(県指定天然記念物「御嶽神社の社叢林」)、小田原市前川・近戸神社(社殿後方の社叢に=急峻で立入困難だが入口すぐにもある)、箱根町湯本・早雲寺

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