オンブバッタ

負飛蝗 昆虫/バッタ目/オンブバッタ科/オンブバッタ属 成虫期/7月~10月

在来種

オンブバッタ、しがみついている小さい方がオス 茅ヶ崎市浜之郷 2013/09/03

オンブバッタ 茅ヶ崎市浜之郷 2013/09/03

緑色または薄黄褐色の小型のバッタ。幼虫が出現するのは6月中旬。河川敷をはじめ、畑や都市部の公園などでも見ることができる最も普通のバッタ。交尾の瞬間のみならず、大きなメスが小さなオスをおんぶしていることで有名。翅(はね)は備わっているが飛翔せず、ぴょんぴょん飛び跳ねて逃げる。

オンブバッタ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/09/29

オンブバッタ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/09/29

見た目かわいらしいバッタなので人から目の敵(かたき)にされることはあまりないだろうが、柔らかい葉っぱをたくさん食べまくるので、畑に植えた野菜や庭の草花にとってはなかなかの害虫。一度棲み付いたら定住して(大雨の時に避難する以外は)離れない。

薄黄褐色のオンブバッタ 茅ヶ崎市・清水谷 2016/09/09

薄黄褐色のオンブバッタ 茅ヶ崎市・清水谷 2016/09/09

我が家の庭のホテイアオイ(布袋葵)を住居にされていた緑色のメスは、9月末に体全面に薄茶色をした点々が入るようになり、その後ほんの数日で完全な薄黄褐色の個体に変化した。ホテイオイの枯れ葉に合わせて変色したのだろうか。なお薄黄褐色に変色した個体を緑色の葉を詰めた容器で一週間ほど飼育してみたが、緑色に戻ることはなかった。

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