カワセミ

川蝉 鳥類/ブッポウソウ目/カワセミ科/カワセミ属 繁殖期/3月~4月

在来種

カワセミ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/02/06

カワセミ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/02/06

清流で小魚を捕らえんと水にちゃぽんと飛び込む青色が美しいカワセミ、という光景をテレビで見たことがある人は多いだろうが、あれは”美しい日本の自然”をテレビ局が強調して演出したもの。実際はカワセミは清流に限らずどこにでもいる。水が真緑色に濁った農業用溜池(ためいけ)にだってやって来る。神奈川県内では意外にも普通種で、公園に設けられた池を中心に、よほど汚れていない限りその辺の川や沼にも人知れず現れる。

ではなぜ”人知れず”なのか── は、カワセミがスズメくらいの小ささであること、人嫌いなのですぐに飛んで逃げてしまうこと、すばしっこくて人の目では追いきれないこと、そして何よりそこにカワセミがいるなんでそもそも思っていないので仮に見つけたとしてもカワセミと認識できないこと、が理由だろう。カワセミはじつは身近な鳥なのだと知ってさえいれば、カワセミにはさして困難なく出会えるだろう。水辺の近くできれいな青色の小さな鳥がさっと飛んで行ったらそれはほぼ間違いなくカワセミだ。

カワセミ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/02/06

カワセミ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/02/06

カワセミは縄張り意識が強いため基本的に一羽で行動し他のカワセミが侵入すればたちまちに追い出してしまうが、春から夏の繁殖期にはつがいや家族連れで見ることができ、バードウォッチャーや鳥専カメラマンに人気が高い。警戒心が強く近寄ることはできないので、撮影には「三脚+望遠レンズ(500mmなど)+テレコン+延々と(例えば7時間とか)待つ忍耐力と暇」が必須。※本頁のカワセミ写真は植物観察のついでに撮影したものにすぎないので、当然そのような重装備はしていない。

カワセミ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/02/06

カワセミ 横浜市金沢区・金沢自然公園 2017/02/06

青の羽色が美しく翡翠(ひすい)と書いてカワセミとも。藤沢市の鳥に指定されている。


横浜市金沢区・金沢自然公園(みずの谷、池上にせり出す枝多く観察に最適)

横須賀市・小松ヶ池公園(北側出入口から、カメラマンが止まり木を設置)、円覚寺妙香池、夫婦池公園、藤沢市・引地川親水公園湿生植物園、藤沢市・長久保公園、清水谷

中井町・厳島湿生公園

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする