6月の花

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 行事
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 生き物

上旬

ケイワタバコ

毛岩煙草 シソ目/イワタバコ科/イワタバコ属 花期/6月上旬

自生種保護

林内の薄暗い岩場に生える多年草。地面の土にではなく、湿った岩壁に好んで生える。葉の形状がタバコ(煙草)に似ている。紫色の花がかわいらしいため、梅雨どきの鎌倉ではアジサイ(紫陽花)に次いで人気が高い。栽培もされるが元々自生していたものでもあるため、知名度も高く、大切に保護されている。薄暗く、じめじめした場所の、切通しや寺境内奥地の岩壁に群生するので、鎌倉にもっとも似合う鎌倉らしい野草といってよいだろう。

ケイワタバコの葉 鎌倉市・円覚寺龍隠庵参道 2018/04/22

ケイワタバコの葉 鎌倉市・円覚寺龍隠庵参道 2018/04/22

ケイワタバコはイワタバコの変種という。葉裏や花茎(かけい)に軟毛が多いのが特徴。花期もイワタバコより早い。湘南・鎌倉・三浦半島で見られるのはケイワタバコのみ。鎌倉で単にイワタバコと呼ばれているものもケイワタバコである。東慶寺本堂裏などで栽培されているアジサイの一種イワガラミ(岩絡み)と混同せぬよう。
丹沢や箱根といった山地には”ケ”のないイワタバコも分布。これらの場所で単にイワタバコといった場合(ガイド協会がイワタバコ観賞ウォーキングなどを開催することがある)、どちらのイワタバコを指しているのか判然としない。

ケイワタバコの主脈が中央を通らない非対称の葉 鎌倉市・円覚寺龍隠庵参道 2018/04/22

ケイワタバコの主脈が中央を通らない非対称の葉 鎌倉市・円覚寺龍隠庵参道 2018/04/22


神武寺(市指定天然記念物「神武寺周辺の岩隙植物群落」、基本的に非公開)、海蔵寺、東慶寺、散在ガ池森林公園

横須賀市・鷹取山、報国寺、建長寺、円覚寺龍隠庵、薬王寺

コムギの実

小麦 イネ目/イネ科/コムギ属 種蒔き/11月 麦踏み/11月下旬~2月に4回程度 成長期/春 出穂・開花/4月中旬~下旬 収穫期/6月上旬

食用改良種

開花から一ヵ月半後、穂が自重で首を垂れた頃に収穫し乾燥へ。ただし日本ではこの収穫時期にちょうど梅雨入りを迎えるというとんでもない不都合が待っている。

コムギの実は挽いて小麦粉にして利用する。小麦粉はグルテン(水を足してこねると粘り気が生じ、火を通すと結果として気泡が残る)という成分の量により、薄力粉(はくりきこ、一般に小麦粉といったらこれを指し天麩羅、ケーキ、クッキーなどに使用されさくさくとろーりとした食感が得られる)、中力粉(ちゅうりきこ、うどんやお好み焼きなどねっとり感あるもの向け)、強力粉(きょうりきこ、パン向けで焼くと硬くなる)に分類される。パスタの原料にされるデュラム粉はデュラムコムギという品種のコムギの実の粉である。

コムギは水はけのよい土壌を好むため、栽培は乾燥した地域が有利。湿気が多く梅雨もある日本はコムギ栽培が不向きで、小麦粉は国内消費量の9割近くをアメリカ合衆国・カナダ・オーストラリアからの輸入に頼っている。

香川県で”讃岐うどん”が特産品となったのは、香川県が四国山地と讃岐山脈の北側に位置するため国内有数の雨が少ない土地柄で、イネ(稲)栽培に不向きだったため代わりにコムギ栽培が広まったことが大きな要因。金刀比羅宮参拝者のクチコミで讃岐うどんの評判が確立されたという。


鎌倉中央公園、広町緑地(オオムギも)、茅ケ崎里山公園

ビワの実

枇杷 バラ目/バラ科/ビワ属 花期/11月 結実期/6月上旬

食用外来種

生態系被害防止外来種リスト「産業管理外来種」

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

マタタビ

木天蓼 ツツジ目/マタタビ科/マタタビ属 花期/6月上旬~中旬 結実期/10月

食用薬用稀少保護

詳細を見るマタタビの開花中の白く色付いた葉 葉山町・南郷上ノ山公園 2017/06/09マタタビの雄花 葉山町・南郷上ノ山公園 2017/06/09マタタビの両性花 秦野市・蓑毛自然観察の森周辺 2017/06/11

ナツツバキ

夏椿 ツツジ目/ツバキ科/ナツツバキ属 花期/6月上旬~中旬

神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IB類」

詳細を見るナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12ナツツバキ 藤沢市・新林公園 2017/06/12

クマノミズキ

熊野水木 ミズキ目/ミズキ科/ミズキ属 花期/6月上旬~中旬 結実期/8月下旬~9月中旬

自生種

詳細を見るクマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07クマノミズキ 川崎市多摩区・生田緑地 2017/06/07(画像準備中)

サカキ

榊 ツツジ目/モッコク科/サカキ属 花期/6月上旬~中旬 結実期/11月~12月

詳細を見るサカキ 藤沢市・白旗神社 2011/06/22サカキ 寒川神社 2017/06/12(画像準備中)

アカメガシワ

赤芽柏 キントラノオ目/トウダイグサ科/アカメガシワ属 発芽期/4月下旬~5月 花期/6月上旬~中旬

自生種

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

シナノキ

科の木、榀の木 アオイ目/アオイ科/シナノキ属 花期/6月上旬~中旬

稀少

詳細を見るシナノキ 鎌倉市・円覚寺龍隠庵 2017/06/14シナノキ 鎌倉市・円覚寺龍隠庵 2017/06/14(画像準備中)

セイヨウシナノキ

西洋科の木 アオイ目/アオイ科/シナノキ属 花期/6月中旬

外来種稀少

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

イズアサツキ

伊豆浅葱 キジカクシ目/ヒガンバナ科/ネギ属 花期/6月

自生種稀少保護

環境省レッドリスト2015「絶滅危惧IB類(EN)」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

伊豆半島と三浦半島の海辺に自生するネギ。芝地や岩場の隙間の小さな草地などに生える。見頃は6月10日頃か。

テッポウユリ

鉄砲百合 ユリ目/ユリ科/ユリ属 花期/6月

稀少

詳細を見るテッポウユリ フラワーセンター大船植物園 2017/08/09テッポウユリ フラワーセンター大船植物園 2017/08/09テッポウユリ フラワーセンター大船植物園 2017/08/09

アカンサス

Acanthus シソ目/キツネノマゴ科/ハアザミ属 葉の見頃/1月 花期/6月

危険外来種

詳細を見るアカンサス 鎌倉市・田楽辻子の道 2017/06/06(画像準備中)(画像準備中)

シモツケソウ

下野草 バラ目/バラ科/シモツケソウ属 花期/6月

稀少

シモツケが木であるのに対して、シモツケソウは草。葉の形状は明確に異なるし、葉の咲き方も違うので混同はしないか。クサシモツケ(草下野)とも。近似種多い。山地に分布するため、湘南・鎌倉・三浦半島で見るのは栽培もののみ。

葉は掌状(しょうじょう、てのひら型)で、葉柄に小さな側小葉(そくしょうよう)が付属する(正確にいえば奇数羽状複葉)。


厚木市・荻野運動公園野草園(6月15日~20日頃、花壇内につき近くで見れない)

キョウガノコ

京鹿の子 バラ目/バラ科/シモツケソウ属 花期/6月

改良種

シモツケソウ(下野草)の園芸種。キョウカノコとも。コシジシモツケソウ(越路下野草)との交配種という。大型。名は”鹿の子絞り”という染め物の紋様に様子が似ることから。

ネコノチチ

猫の乳 バラ目/クロウメモドキ科/ネコノチチ属 花期/6月 結実期/9月~10月

稀少

神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

サンゴジュ

珊瑚樹 マツムシソウ目/レンプクソウ科/ガマズミ属 花期/6月 結実期/8月~9月

自生種

詳細を見るサンゴジュ 鎌倉市扇ガ谷・浄光明寺道 2017/06/09サンゴジュ 鎌倉市扇ガ谷・浄光明寺道 2017/06/09(画像準備中)

ヤブニッケイ

藪肉桂 クスノキ目/クスノキ科/ニッケイ属 花期/6月 結実期/11月

自生種

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ネムノキ

合歓木 マメ目/マメ科/ネムノキ属 花期/6月

自生種

落葉高木で雌雄同株(しゆうどうしゅ)。赤みを帯びたブラシ状の花が特徴的。名は、日が暮れると葉が閉じて眠ったように見えるため。神奈川県内にもふつうに自生しているらしい。人目に付くのは公園などに植栽されたもの。


横須賀美術館(谷内六郎館の観音崎側の庭)、光の丘水辺公園、東慶寺、鎌倉中央公園(野外生活体験広場と田んぼの境、6月上旬

明月院、明月院通り

タイサンボク

泰山木 モクレン目/モクレン科/モクレン属 花期/6月 結実期/10月下旬~11月上旬

外来種改良種

詳細を見るタイサンボク 鎌倉市・浄光明寺 2017/06/14タイサンボク 鎌倉市・浄光明寺 2017/06/14(画像準備中)

ケンポナシ

玄圃梨 バラ目/クロウメモドキ科/ケンポナシ属 花期/6月 結実期/10月~11月

食用薬用自生種

林内に生える落葉高木。樹高10~20mの大樹になる。幹は縦に割れる。葉はコクサギ(小臭木)型葉序。神奈川県内ほぼ全域に広く生えるが数は多くないという。沢沿いに比較的多いか。花が咲いてもふつう高所にあるため、どうせクマノミズキ(熊野水木)なのだろうとして見逃してしまっているかも。


横浜市金沢区・金沢自然公園、横浜市戸塚区・舞岡公園

森戸川源流、新林公園

光触寺(門外沢べり)、浄智寺谷戸、鎌倉中央公園、茅ケ崎里山公園、氷室椿庭園(身体障害者用駐車場周辺)、高麗山公園

厚木市・自然環境保全センター

ナツグミの実

夏茱萸 バラ目/グミ科/グミ属 花期/4月 結実期/6月

食用自生種

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ヨモギの艾

蓬 キク目/キク科/ヨモギ属 旬/3月~5月 艾/6月 花期/9月下旬~10月上旬

花粉症食用薬用自生種

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ノリウツギ

糊空木 ミズキ目/アジサイ科/アジサイ属 花期/6月~7月中旬

自生種稀少保護

丘陵地や山地を好む自生アジサイ(紫陽花)の一種で、ウツギの仲間ではない名ばかりウツギ。和紙を作る際に使用する糊が採れた。

花は白色のガクアジサイ(額紫陽花)のようだが、花序は円錐(えんすい)形になる傾向が見られる。傷んだ花は秋まで残る。一般的なアジサイより背高。神奈川県内では丹沢や箱根に自生するが多くはない。湘南・鎌倉・三浦半島にも稀にあり。


横浜自然観察の森(ヘイケボタルの湿地、6月中旬~下旬)

大巧寺(早い)

クチナシ

梔子 リンドウ目/アカネ科/クチナシ属 花期/6月~7月中旬 結実期/11月~1月

薬用改良種

詳細を見るクチナシ 鎌倉市・大巧寺 2017/06/14クチナシ 鎌倉市・大巧寺 2017/06/14ヤエクチナシ 藤沢市・長久保公園 2017/07/11

シソの葉

紫蘇 シソ目/シソ科/シソ属 旬/赤紫蘇6月~7月、青紫蘇6月~9月 花期/9月~10月 結実期/9月~11月

食用外来種品種改良

シソはシソ属の総称。赤色のアカジソ(赤紫蘇)、葉が縮れたアカジソのチリメンジソ(縮緬紫蘇)、大葉(おおば)の名前で市販されているアオジソ(青紫蘇)など。そのまま生食されるのはアオジソで、アカジソは梅干の着色やしそジュースに用いられる。アオジソは旬に限らず通年手に入る。いずれも実も食用にされる。


瑞泉寺(受付外に青・赤)、広町緑地(畑に青・赤)

キクバドコロ

菊葉野老 ヤマノイモ目/ヤマノイモ科/ヤマノイモ属 花期/6月~7月

有毒自生種稀少保護

オニドコロ(鬼野老)の近縁種で、雌雄異株(しゆういしゅ)。湘南・鎌倉・三浦半島で見かける機会はふつうない。鎌倉市北部と横浜市栄区の境界にあたる丘陵地帯に多め。

葉が掌状(しょうじょう)に切れ込み、側裂片(そくれっぺん)はよく尖るのが特徴。名前が紛らわしくて混同しやすいカエデドコロ(楓野老)の側裂片は丸っこい。花期は早い。

タカトウダイ

高燈台 キントラノオ目/トウダイグサ科/トウダイグサ属 花期/6月~7月

有毒自生種

トウダイグサ(燈台草)の仲間。茎が立ち上がり背高になる。葉には細かい鋸歯あり。


鎌倉中央公園

ハマタカトウダイ

浜高燈台 キントラノオ目/トウダイグサ科/トウダイグサ属 花期/6月~10月

有毒自生種稀少保護

タカトウダイの海岸型。海辺の草地に生える。立ち上がらず匍匐(ほふく)し、葉は厚め。海辺に分布するトウダイグサ(燈台草)には他に岩場を好むイワタイゲキ(岩大戟)も。


黒崎の鼻

フウセントウワタ

風船唐綿 リンドウ目/ガガイモ科/フウセントウワタ属 花期/6月~7月 結実期/9月中旬~10月

有毒危険外来種

詳細を見るフウセントウワタ フラワーセンター大船植物園 2016/11/29フウセントウワタ フラワーセンター大船植物園 2016/11/29(画像準備中)

キダチチョウセンアサガオ

木立朝鮮朝顔 ナス目/ナス科/キダチチョウセンアサガオ属 花期/6月~7月、9月中旬~10月上旬

有毒外来種

中南米原産。下向きに大きなラッパ型の花を垂れる。別名エンジェルストランペット、トランペット・フラワーなど。この花は夜に咲き、日中は半萎(しお)れた状態。曇りの日には日中でも開花が見られる。


明王院(花壇 ※境内撮影禁止)、江の島漁師町(路地沿い民家、滅失)

テリハノイバラ

照葉野茨 バラ目/バラ科/バラ属 花期/6月~7月、9月中旬~10月中旬 結実期/10月~12月

危険薬用自生種

詳細を見るテリハノイバラ 茅ヶ崎市柳島 2017/10/10テリハノイバラ 三浦市・城ケ島 2017/08/07(画像準備中)

ハマナタマメ

浜鉈豆 マメ目/マメ科/ナタマメ属 花期/6月~8月 結実期/10月~12月

有毒稀少保護

神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

詳細を見るハマナタマメ 三浦市・毘沙門湾 2017/08/24ハマナタマメ 三浦市・毘沙門湾 2017/08/24(画像準備中)

アイアシ

間葦 イネ目/イネ科/アイアシ属 花期/6月~8月

自生種稀少保護

神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧II類」

河口・干潟・海岸などに生える抽水性の多年草。ヨシ(葦)の近似種で姿は紛らわしいが、初夏からいち早く穂が出るので生息地の当たりを付けておきたい。花穂(かすい)は毛に覆われてふわふわしたものではなく、未熟な稲穂のような硬そうながっちりした姿。


江奈湾干潟、毘沙門海岸

天神島臨海自然教育園、小網代の森

オトメアオイ

乙女葵 コショウ目/ウマノスズクサ科/カンアオイ属 花期/6月~8月

環境省レッドリスト2015「準絶滅危惧(NT)」

カントウカンアオイ(関東寒葵)の仲間で、まるで乙女のようにかわいらしい姿‥というわけではなく、名前は神奈川県箱根町と静岡県御殿場市の境界にある乙女峠で発見されたことに因む。ぱっと見はカントウカンアオイにそっくりながら、10月に咲くカントウカンアオイに比べて花期が著しく早いのが最大の特徴。花弁は反らず正三角形で、基部の口周りは白色に縁取られず、萼筒を解剖して開いてみれば縦線がだいたい20本以上あって細かい格子柄になっている。花と新しい葉芽の間には鱗片葉がないのも大きな違い。神奈川県内では主に箱根に自生。中井町(大磯丘陵の北西部にある)から秦野市・渋沢丘陵およびその周辺にも分布している。逆にこの分布域には他のカントウカンアオイなどは生えていない。湘南・鎌倉・三浦半島にあるのはいずれもカントウカンアオイでオトメアオイはないという。オトメアオイとカントウカンアオイの分布境に当たる大磯町・高麗山公園(大磯丘陵の南東端)にはなぜかどちらもないようなので”発見”が期待される。なお東丹沢に分布し見た目はほぼオトメアオイながら花期がカントウカンアオイと同じズソウカンアオイ(伊相寒葵)という中間種があるので注意したい。


箱根湿性花園

参考資料

『神奈川県植物誌2001』 神奈川県植物誌調査会編集 神奈川県立生命の星・地球博物館発行(2001)

ナツノタムラソウ

夏の田村草 シソ目/シソ科/アキギリ属 花期/6月~8月

稀少保護

山地のハイキングコース沿いなどに生える多年草。アキノタムラソウ(秋の田村草)によく似るが、雄蕊が曲がらずぴーんとまっすぐ伸びて花弁から長く突き出るのが特徴。花弁に生える毛が長く目立つならケナツノタムラソウ(毛夏の田村草)、別名ミヤマタムラソウ(深山田村草)。走出枝(ランナー)を出していればダンドタムラソウ(段戸田村草)という変種。いずれも神奈川県内では丹沢や箱根の低山地に多からず自生があるようだが、湘南・鎌倉・三浦半島にはない。


山北町中川・西沢(西丹沢ビジターセンター西側、6月15日以降)、芦ノ湖西岸、静岡県熱海市・岩戸山、十国峠

ソテツ

蘇鉄 ソテツ目/ソテツ科/ソテツ属 花期/6月~8月 結実期/12月

有毒

詳細を見るソテツ 横須賀市・東叶神社 2017/12/05ソテツの雌花 逗子市・大崎公園 2017/07/27ソテツの雄花 逗子市・大崎公園 2017/07/27

ミゾカクシ

溝隠 キク目/キキョウ科/ミゾカクシ属 花期/6月~9月

有毒薬用自生種稀少保護

田んぼ周辺や湿地に生える多年草。アゼムシロ(畦筵)とも。本来はどうということのない水田雑草だったはずだが、今となってはなかなか見かけないような気がしてならない。


横浜市磯子区・氷取沢市民の森(大岡川沿い)

横須賀しょうぶ園(7月以降入園無料)

座間谷戸山公園(田んぼ周辺)

ツユクサ

露草 ツユクサ目/ツユクサ科/ツユクサ属 花期/6月~9月

薬用自生種

詳細を見るツユクサ 茅ヶ崎市柳島 2016/09/12ケツユクサ 鎌倉市・広町緑地 2017/08/24ケツユクサ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/08/27

ヨウシュヤマゴボウ

洋種山牛蒡 ナデシコ目/ヤマゴボウ科/ヤマゴボウ属 花期/6月~9月 結実期/9月中旬~10月

有毒外来種駆除

北米原産。道路縁や荒れ地に生える。

ヨウシュヤマゴボウ 新林公園 2016/10/16

ヨウシュヤマゴボウ 新林公園 2016/10/16


成就院(西結界門内)、英勝寺

清水谷(梅林)

サンショウの青い実

山椒 ムクロジ目/ミカン科/サンショウ属 花期/4月下旬 結実期/6月~9月 完熟/9月

危険食用薬用自生種

詳細を見るサンショウの未熟な青い実 横浜市南区・こども植物園 2017/06/04(画像準備中)(画像準備中)

ウチワゼニクサ

団扇銭草 セリ目/ウコギ科/チドメグサ属 花期/6月~10月

外来種駆除稀少

生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」

北米原産の多年草で、抽水植物(浅い水辺に生える)。別名タテバチドメグサ(盾葉血止草)、ウォーターマッシュルーム、ウォーターコイン。メダカ(目高)やキンギョ(金魚)の飼育用、アクアリウム向けの水草として市販されている。野外に投棄されたものが各地で帰化してしまっている。

チドメグサ(血止草)の仲間は葉に切れ目が入るが、このウチワゼニクサは鋸歯を除けば切れ目はない。


夫婦池公園(08:30-17:15 開門)

ジニア

キク目/キク科/ヒャクニチソウ属 花期/6月~10月

外来種改良種

詳細を見るジニア 藤沢市・長久保公園 2017/06/19ジニア 藤沢市・長久保公園 2017/06/19ジニア 藤沢市・長久保公園 2017/06/19

ビジョザクラ

美女桜 シソ目/クマツヅラ科/クマツヅラ属 花期/6月~10月

外来種

南米などを原産とする外来種で、花壇に植えられる。一般的には、クマツヅラ属を意味する学名バーベナ(verbena)の名で販売されている。花はサクラソウ(桜草)に雰囲気が似るものが多い。

アレチハナガサ

荒地花笠 シソ目/クマツヅラ科/クマツヅラ属

外来種駆除

アレチハナガサ類=生態系被害防止外来種リスト「総合対策外来種」

南米原産のバーベナの一種。帰化植物として、道端、河川敷、草原、荒れ地などどこにでも繁生(はんせい)し在来種を駆逐する。多年草。花期は主に夏だがこの限りでない。人の手が加わった草地のそこここに生えているが、地球温暖化に伴いさらに勢力は拡大するだろう。背高で1mを超え、群生する。

アレチハナガサ 横須賀市・湘南国際村めぐりの森 2016/08/06

アレチハナガサ 横須賀市・湘南国際村めぐりの森 2016/08/06

アレチハナガサの葉 横須賀市・湘南国際村めぐりの森 2016/09/17
アレチハナガサの葉 めぐりの森 2016/09/17
葉が茎を抱くならダキバアレチハナガサ(抱葉荒地花笠)か。
アレチハナガサの茎 横須賀市・湘南国際村めぐりの森 2016/09/17
アレチハナガサの茎 めぐりの森 2016/09/17
茎は細く、穂の頂上に紫(ピンク)色の小花をつける。茎は角張り、断面は×形(■形の辺がくびれる)、中実(ちゅうじつ)。

アレチハナガサ 横浜市戸塚区戸塚町・柏尾川 2016/07/11

アレチハナガサ 横浜市戸塚区戸塚町・柏尾川 2016/07/11


湘南国際村めぐりの森

ヤナギハナガサ

柳花笠 シソ目/クマツヅラ科/クマツヅラ属

外来種駆除

アレチハナガサ類=生態系被害防止外来種リスト「総合対策外来種」

南米原産の帰化植物。アレチハナガサ(荒地花笠)よりも花が密生して数多く咲く。茎は角張り、断面は□形、中空(ちゅうくう)。

テネラ

シソ目/クマツヅラ科/クマツヅラ属

外来種

南米原産。タピアンの名でも売られている。葉がコスモスのように細く裂け、地表に広がるためグラウンドカバーに用いられる。花は小ぶりなシバザクラ(芝桜)のよう。


海蔵寺(フヨウの足元に)

ニチニチソウ

日々草 リンドウ目/キョウチクトウ科/ニチニチソウ属 花期/6月~10月

有毒外来種改良種

公園の花壇に植えられることが多い一年草。名は、花付がよく毎日のように咲くことから。

ニチニチソウ 新林公園 2016/10/06

ニチニチソウ 新林公園 2016/10/06

ニチニチソウ 新林公園 2016/10/06

ニチニチソウ 新林公園 2016/10/06

ニチニチソウ 新林公園 2016/10/06

ニチニチソウ 新林公園 2016/10/06

ヒョウタン

瓢箪 ウリ目/ウリ科/ユウガオ属 花期/6月~10月 結実期/8月~11月

外来種改良種

アフリカ原産という。雌雄同株(しゆうどうしゅ)の雌雄異花。ユウガオ(夕顔)の仲間で花は夜に咲くため、早朝ならば開いた花を見ることができる。花色は白。


衣笠山公園(管理事務所前)、長井海の手公園ソレイユの丘(ヘチマ(糸瓜)、ゴーヤと合わせて)、広町緑地(畑に棚あり、平成28年(2016)以前に滅失)

大井町(6月、郷土資料館、上大井駅構内、湘光中学校東側、ひょうたん池

ハイビスカス

Hibiscus アオイ目/アオイ科/フヨウ属 花期/6月~10月

外来種改良種

原産地は不明ながら暖かい南国を起源とする低木。ハイビスカスは本来はフヨウ属の意であるが、ここでは和名ブッソウゲ(仏桑花)ないしそれに近い品種とその園芸種を総称していう。ハワイやフラの花というイメージが強いか。基本的には鉢植えにして温室で栽培する。温室のものは通年開花も。30℃を超える高温になると花が咲かなくなるようなので、真夏を避けて観賞するとよい。逆に、民家などで育てられている鉢物は真夏の8月に花を付けていることが多いか。湘南・鎌倉・三浦半島の沿岸地域では露地に植えっぱなしのものも。

ハイビスカス(ロス・エスティ) 鎌倉市・フラワーセンター大船植物園 2017/02/08

ハイビスカス(’ロス・エスティ’) 鎌倉市・フラワーセンター大船植物園 2017/02/08


横須賀市南体育会館くりはま花の国プール(園芸研究室=温室)、国道134号線鎌倉市長谷二丁目(稲瀬川西側)、フラワーセンター大船植物園(観賞温室)

くりはま花の国(ハーブ園温室にハワイアン・ハイビスカス、数なし)、由比ガ浜大通(街灯据付の花ポットに)

小田原フラワーガーデン(トロピカルドーム温室)、箱根強羅公園(温室「ブーゲンビレア館」)

サルビア

シソ目/シソ科/アキギリ属 花期/6月~11月

外来種改良種

http://mirusiru.jp/nature/flower/sarubiaサルビア フラワーセンター大船植物園 2017/06/09(画像準備中)(画像準備中)

ブルーサルビア

シソ目/シソ科/アキギリ属 花期/6月~11月

外来種改良種

詳細を見るブルーサルビア 藤沢市・長久保公園 2017/06/19ブルーサルビア 藤沢市・長久保公園 2017/06/19(画像準備中)

バショウ

芭蕉 ショウガ目/バショウ科/バショウ属 花期/6月~11月 結実期/7月~

外来種

詳細を見るバショウ 鎌倉市西御門 2010/06/24バショウ 相模原市南区・無量光寺 2015/07/24(画像準備中)

ランタナ

シソ目/クマツヅラ科/シチヘンゲ属 花期/6月~12月

外来種改良種

外来生物法「要注意外来種」(廃止)
生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」
国際自然保護連合(IUCN)「世界の侵略的外来種ワースト100」

中南米原産の常緑小低木。和名はシチヘンゲ。昭和によく見たタマサンゴ(玉珊瑚)に代わるかのように、玄関先や沿道のちょい植えなどとして頻繁に目にするようになった。花がたいへん色鮮やかで可愛らしく、何といっても花期が恐ろしく長いのが特徴。春から初冬までずっと咲いている。神奈川県内では、栽培ものが逸出して帰化しかけている様子は今のところはほとんど見られない。

七変化はアジサイ(紫陽花)の俗称でもある。

ランタナ フラワーセンター大船植物園 2016/10/16

ランタナ フラワーセンター大船植物園 2016/10/16

ラクウショウの実

落羽松 マツ目/ヒノキ科/ヌマスギ属 花期/4月~5月 結実期/6月~12月 紅葉見頃/11月下旬

外来種

詳細を見るラクウショウの若い実 藤沢市・新林公園 2017/10/11ラクウショウの若い実 茅ヶ崎市・中央公園 2016/10/24ラクウショウの完熟した実 平塚市・花菜ガーデン 2017/12/07

中旬

ボダイジュ

菩提樹 アオイ目/アオイ科/シナノキ属 花期/6月中旬

稀少

詳細を見るボダイジュ 鎌倉市・浄光明寺 2017/06/14ボダイジュ 鎌倉市・浄光明寺 2017/06/14ボダイジュ 鎌倉市・浄光明寺 2017/06/14

インドボダイジュ

印度菩提樹 バラ目/クワ科/イチジク属 花期/

外来種稀少

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ササユリ

笹百合 ユリ目/ユリ科/ユリ属 花期/6月中旬~下旬

稀少

伊豆半島より西に自生するユリの一種。茎が細く葉がササのよう。


フラワーセンター大船植物園(エントランスに鉢植え)

箱根湿生花園(同時期)、静岡県南伊豆町・天神原植物園(入園500円)

ヤブレガサ

破れ傘 キク目/キク科/ヤブレガサ属 発芽期/3月中旬~4月上旬 花期/6月中旬~下旬

食用自生種

詳細を見るヤブレガサの葉 箱根湿性花園 2017/10/01ヤブレガサ 横須賀市・馬堀自然教育園 2017/06/16(画像準備中)

ヤマブドウ

山葡萄 ブドウ目/ブドウ科/ブドウ属 花期/(富士山須走口)6月中旬~下旬 結実期/(富士山須走口)9月下旬~10月

食用稀少保護

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ナツメ

棗 クロウメモドキ目/クロウメモドキ科/ナツメ属 花期/6月中旬~下旬 結実期/8月~10月

食用薬用外来種改良種稀少

詳細を見るナツメ 藤沢市・長久保公園 2017/06/18ナツメ 藤沢市・長久保公園 2017/06/18(画像準備中)

ムクロジ

無患子 ムクロジ目/ムクロジ科/ムクロジ属 花期/6月中旬~下旬 黄葉見頃/11月下旬~12月上旬 結実期/11月下旬~1月

自生種稀少

詳細を見るムクロジ 藤沢市・長久保公園 2017/06/19ムクロジの雄花 藤沢市・長久保公園 2017/06/19ムクロジの雌花 藤沢市・新林公園 2017/06/23

コクラン

黒蘭 キジカクシ目/ラン科/クモキリソウ属 花期/6月中旬~7月初旬

自生種稀少保護

詳細を見るコクラン 横須賀市・馬堀自然教育園 2017/06/28コクラン 横須賀市・馬堀自然教育園 2017/06/28(画像準備中)

ヒメコウゾの実

姫楮 バラ目/クワ科/コウゾ属 花期/4月下旬 結実期/6月中旬~7月初旬

自生種

詳細を見るヒメコウゾの実 茅ケ崎里山公園 2017/06/12(画像準備中)(画像準備中)

ミツバ

三つ葉 セリ目/セリ科/ミツバ属 旬/3月~4月 花期/6月中旬~7月上旬

食用自生種

水辺近くのやや湿った日陰を好む多年草。お吸い物に浮かべられるあのミツバだが、じつはその辺の丘陵地などに自生している。ウマノミツバ(馬之三葉)に騙されないよう。

葉は三出複葉で、鋸歯は小さく揃う。


横浜市栄区・横浜自然観察の森、横浜市戸塚区・俣野園

衣笠山公園

鎌倉中央公園、高麗山公園(地獄沢)

ウマノミツバ

馬之三葉 セリ目/セリ科/ウマノミツバ属 花期/6月中旬~7月上旬

自生種

ミツバと同じようなところに生える多年草。名は、食用に向かないのでウマ(馬)にでも食べさせておけという意味。

葉は三出複葉で、鋸歯は大きく不揃い。側小葉(そくしょうよう)には深めの切れ込みが入ることがある。


横浜市栄区・横浜自然観察の森

衣笠山公園

オオバジャノヒゲ

大葉蛇の髭 キジカクシ目/キジカクシ科/ジャノヒゲ属 花期/6月中旬~7月上旬 結実期/12月~3月

自生種

丘陵・山地に生えるジャノヒゲの仲間。ジャノヒゲやナガバジャノヒゲ(長葉蛇の髭)に比べて、やや大型で、葉は幅広。花柄(かへい)も長いため、ラン(蘭)の一種であるかのような美しい花姿となる。花は白色。


神武寺、武山、大楠山

氷室椿庭園(旧氷室家住宅前、園芸種コクリュウも)

ナンテン

南天 キンポウゲ目/メギ科/ナンテン属 花期/6月中旬~7月上旬 結実期/11月~12月上旬 紅葉/12月~2月

有毒薬用

詳細を見るナンテン 鎌倉市・大巧寺 2017/06/14ナンテン 横須賀市追浜東町・観音寺前 2017/06/09(画像準備中)

トウネズミモチ

唐鼠黐 シソ目/モクセイ科/イボタノキ属 花期/6月中旬~7月上旬 結実期/11月~12月

外来種駆除

外来生物法「要注意外来生物」(廃止)
生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ヤマモモの実

山桃 ヤマモモ目/ヤマモモ科/ヤマモモ属 花期/3月中旬~4月上旬 結実期/6月中旬~7月上旬

詳細を見るヤマモモの実 藤沢市・長久保公園 2017/06/19ヤマモモの実 藤沢市・長久保公園 2017/06/19ヤマモモの実 藤沢市辻堂太平台・引地川 2017/06/23

アメリカデイゴ

亜米利加梯梧 マメ目/マメ科/デイゴ属 花期/6月中旬~7月中旬

外来種改良種

詳細を見るアメリカデイゴ 藤沢市・長久保公園 2017/06/19マルバデイゴ フラワーセンター大船植物園 2017/06/09マルバデイゴ フラワーセンター大船植物園 2017/06/09

モクゲンジ

木欒子 ムクロジ目/ムクロジ科/モクゲンジ属 花期/6月中旬~7月中旬 結実期/8月~10月

稀少

中国・朝鮮半島原産の落葉高木。別名センダンバノボダイジュ(栴檀葉の菩提樹)。インドボダイジュ(印度菩提樹)の代用木として寺院に植えられたとか。近縁にオオモクゲンジ(大木欒子)などがある。


新横浜公園(浜鳥橋交差点西側の立体園路沿い)、横浜市金沢区・金沢自然公園(なんだろ坂)

平塚農業高校

ヒメヤブラン

姫藪蘭 キジカクシ目/キジカクシ科/ヤブラン属 花期/6月中旬~7月

自生種

ヤブランの仲間。ヤブランよりもやや小型で、葉は細い。花も花柄(かへい)が短いため葉のもしゃもしゃより上に突き出ず、花穂にぎっしり並ぶのではなくぽつりぽつりとまばら。細い葉はジャノヒゲ(蛇の髭)属(花は白、実は紺色)のものと紛らわしいが、ヤブラン属は花が薄紫色で実は熟すと黒色になる。


鷹取山、三浦富士(山道沿い)、黒崎の鼻、三浦市・諸磯、神武寺周辺、平塚市・遠藤原

秦野市・葛葉緑地

ムラサキニガナ

紫苦菜 キク目/キク科/アキノノゲシ属 花期/6月中旬~7月

自生種保護

林縁部などに生える大型の雑草。ニガナの名前が冠されているが似てないがな。背丈は1mを超えるものの、紫色の花は小さくて下向きに垂れる。


横須賀市・鷹取山、馬堀自然教育園、衣笠山公園、光の丘水辺公園、武山、神武寺、鎌倉中央公園、散在ガ池森林公園(のんびり小径の木道近辺)

ヤマユリ

山百合 ユリ目/ユリ科/ユリ属 花期/6月中旬~7月 結実期/10月下旬~2月

自生種稀少保護

詳細を見る(画像準備中)ヤマユリ 三浦市・黒崎の鼻 2017/06/24ヤマユリ(口紅) 箱根町 2017/07/28

ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)

禅庭花 キジカクシ目/ススキノキ科/ワスレグサ属 花期/6月中旬~7月

詳細を見るゼンテイカ(ニッコウキスゲ) 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/06/17ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) 厚木市・荻野運動公園野草園 2017/06/17(画像準備中)

アメリカノウゼンカズラ

アメリカ凌霄花 シソ目/ノウゼンカズラ科/ノウゼンカズラ属 花期/6月中旬~7月

外来種

詳細を見るアメリカノウゼンカズラ 藤沢市・長久保公園 2017/06/18アメリカノウゼンカズラ 藤沢市・長久保公園 2017/06/18アメリカノウゼンカズラ 鎌倉市材木座・清水湯 2017/06/19

ムラサキシキブ

紫式部 シソ目/シソ科/ムラサキシキブ属 花期/6月中旬~7月 結実期/10月下旬~11月

自生種

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

オオムラサキシキブ

大紫式部 シソ目/シソ科/ムラサキシキブ属 花期/6月中旬~7月 結実期/10月下旬~11月

自生種

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

コムラサキ

小紫 シソ目/シソ科/ムラサキシキブ属 花期/6月中旬~7月 結実期/9月中旬~11月

詳細を見るコムラサキ 鎌倉市・海蔵寺 2017/08/07コムラサキ 鎌倉市・海蔵寺 2017/07/11(画像準備中)

ハマナデシコ

浜撫子 ナデシコ目/ナデシコ科/ナデシコ属 花期/6月中旬~8月上旬 結実期/8月~9月

自生種稀少保護

詳細を見るハマナデシコ 横浜市南区・こども植物園 2017/07/01ハマナデシコ 横浜市南区・こども植物園 2017/07/01ハマナデシコ 横須賀市・天神島臨海自然教育園 2017/07/07

湘南の輝き

しょうなんのかがやき ムクロジ目/ミカン科/ミカン属 販売期間/6月中旬~9月上旬

食用改良種

平成17年(2005)にJA湘南(湘南農業協同組合、平塚市・大磯町・二宮町)が商標登録した温室栽培のハウスミカン(蜜柑)のブランド名。糖度が12度以上で甘い。値段は11月に市場に出回る一般的な露地物ミカンの5倍で、1個150円ほどと高価。お中元やお盆(ともに、日本では主に新暦7月15日の頃)の贈答用としての需要を見込む。平成26年(2014)時点で大磯・二宮の農家7戸のみが生産している。


JA湘南みかん選果場(中郡大磯町生沢966、化粧箱1.25kg(赤秀Mサイズ12個)2,350円(消費税8%込)・ダンボール箱5kg(赤秀Mサイズ50~55個)7,900円(同)など、月曜日および木曜日のみ販売、予約・地方発送可)

ハス

蓮 スイレン目/ハス科/ハス属 植え替え/3月下旬~4月上旬 花期/6月中旬~9月 見頃/7月~8月上旬 結実期/9月 刈り取り/9月~10月

外来種品種改良

インド原産とされる外来種。原種不明。人との関わりが深く、また交雑しやすいため様々な園芸種あり。
梅雨の前、5月頃から茎や葉を水面から出して伸ばし始め、早いものは6月中旬から花を咲かせる。見頃は7月に入ってから。

ハスの花「レンゲ(蓮花)」の命は四日間。初日は早朝から蕾が少し開いてじきに閉じる。花としては不完全だが、香りを楽しむのなら初日のものがよい。二日目は程よく開いて昼には閉じる。花托は黄色。三日目は全開し、もう閉じる力は失せてしまって開いたままに。花托は緑色を帯びてくる。花として美しいのは、若い二日目か、大輪となる三日目か。四日目は散ってゆく。観賞時間は日の出から朝8時までがおすすめ。

ハスは仏教の花

ハスはたいへん汚らしいヘドロ(=私たちが住んでいるこの世を表す)に根ざしながらもたいへん美しい花(=悟り)をパッと咲かせることから煩悩からの解脱(げだつ)に喩えられ、(白花の)蓮華は仏教を象徴する花とされている。
仏像が座っている台座もハスの花を模した蓮台(れんだい)である。悟りを既に開いた人(=仏)、という意味を表している。

ベトナムのハス料理

仏教が盛んなベトナムではハスの人気がひときわ高い。茎を長く残した切り花(開花一日目のもの)を行商する花売りもいるが、食用にも活用されている。
富裕層には、ハスの雄蕊(おしべ)の葯(やく)を茶葉に混ぜて香り付けをした蓮茶(はすちゃ)が人気。また、茎はしゃきしゃきとした歯ごたえがよいと料理に用いられ、ハスの実(まだ緑色の若い種の中身)も食用にされる。

レンコン

日本でもハスを食べる。食材として一般的なレンコン(蓮根)は、このハスの根(正確には地下茎と呼ばれる部分が肥大化したもの)である。水を張った田んぼでハスを育て、どろどろの土の中から根を掘り出したのがレンコンだ。日本では茨城県の霞ヶ浦周辺の湿地帯で多く生産されている。
ただし、花を観賞するための品種と、レンコンを採取するための品種は別のもの。花の美しさを売りにしているハスのレンコンは、掘り出してみると細くて貧相で食べようがないというものも多い。おいしいレンコンが採れる品種はそれはそれで品種改良されてきた特別なハスなのである。

田んぼを彩る小さな花のレンゲ(蓮華)は別種。
中華料理で使われるスプーン「れんげ」ないし「散蓮華(ちりれんげ)」は、ハスの花びら一枚に姿が似ていることに因んだもの。


池で栽培のもの
光明寺(かながわの花の名所100選・東国花の寺百ヶ寺)、鶴岡八幡宮(源平池=池泉回遊式庭園(ボタンのない神苑ぼたん庭園・100円)開園中、10月に刈取清掃あり)、フラワーセンター大船植物園(7月月内にはすの花観賞早朝開園実施)、藤沢市鵠沼藤が谷・桜小路公園蓮池

鎌倉中央公園湿生花園、大磯町生沢・東の池(葉が高く伸び花は埋没・汚泥臭、西岸の葉はキショウブ(黄菖蒲)のもの、平成29年(2017)なし)、二宮町・せせらぎ公園(7月上旬)


鉢で栽培のもの
明王院(境内撮影禁止)、覚園寺、妙本寺、建長寺、東慶寺(書院庭=本堂前から)、腰越・本龍寺、笛田・仏行寺、平塚市・要法寺(6月中旬~、ミソハギの鉢植えも)

光則寺(花小さい)

オオガハス

大賀蓮

千葉県指定天然記念物「検見川の大賀蓮」

ハスの一種。古代ハスとも。千葉県千葉市花見川区検見川町(けみがわちょう)にある縄文時代の遺跡(落合遺跡)で、昭和26年(1951)植物学者の故大賀一郎博士(関東学院大学教授)が二千年前のハスの種を三粒発見、このうちの一粒が発芽育成に成功したもの。世界最古の花とも呼ばれる。各地に分根されており、身近な場所でも見ることができるだろう。

大賀ハスは品種管理のため必ず花托の摘み取りを実施しなければいけない。花托を放置すれば品種交雑した種子が蒔かれてしまい、それが発芽すればもうどれが純粋な大賀ハスなのか区別が付かなくなってしまうからである。大賀ハスを展示しているところは各所にあるが、他の品種と一緒に植えてあったり、花托を摘み取らなかったりと放ったらかしなため、大賀ハスとして展示されているそれが本当に大賀ハスといえるのかどうかは、実際のところ結構怪しいのではないかといわざるを得ないのが現状。


千葉県千葉市・東京大学検見川総合運動場(発見場所、初期に分根したもの)、千葉県千葉市・千葉公園(初期に分根したもの、花托の摘み取り実施、5月末~、見頃は6月中旬)

関東学院大学横浜・金沢八景キャンパス(オープンチャーチの池)、覚園寺(鉢、撮影可)、光明寺

小田原城址公園(平成29年(2017)根詰まりなのか花付き極度に不良、堀の南東端にも)

ニガクサ

苦草 シソ目/シソ科/ニガクサ属 花期/6月中旬~9月

自生種稀少保護

すこし湿った場所を好む多年草。とにかく苦くてたまらないのが名前の由来と思えるがじつのところはぜんぜん苦くないのでなぜこのような命名になったのか、謎。小花はカリガネソウ(雁草)のような姿で明るい紫色。萼筒には腺毛なし。

ツルニガクサ

蔓苦草 シソ目/シソ科/ニガクサ属 花期/6月中旬~9月

自生種稀少保護

萼筒には腺毛あり。

ハギ

萩 マメ目/マメ科/ハギ属 花期/6月中旬~9月 見頃/9月

自生種改良種

詳細を見るキハギ 藤沢市・長久保公園 2017/06/19(画像準備中)(画像準備中)

イワダレソウ

岩垂草 シソ目/シソ科/クマツヅラ属 花期/6月中旬~10月

自生種

海辺の砂浜と土の境目辺りに分布。群生する。ワレモコウ(吾亦紅)の花にちょろっと小さな花弁が生えてる感じの妙な花が咲く。

イワダレソウ 稲村ガ崎 2016/09/28

イワダレソウ 稲村ガ崎 2016/09/28

イワダレソウ 稲村ガ崎 2016/09/28

イワダレソウ 稲村ガ崎 2016/09/28

イワダレソウ 毘沙門海岸 2016/09/17

イワダレソウ 毘沙門海岸 2016/09/17

三浦半島南部のものは花が潰れ気味なものが多い。


坂ノ下海岸(稲瀬川東側に大群生)、稲村ガ崎(鎌倉海浜公園稲村ガ崎地区西側)

剱崎(矢の根井戸下の荒地に)、毘沙門海岸(多くない)

ヒメイワダレソウ

姫岩垂草

外来種改良種駆除

生態系被害防止外来種リスト「重点対策外来種」

東南アジアなどを原産とする外来種。流通名リッピア。花はイワダレソウとは全く異なり、しっかり花弁が生える。花の雰囲気はマツムシソウ(松虫草)に似るか。
劇的に増え踏みつけにもそこそこ強いため、グラウンドカバーに用いられることがある。

グラウンドカバー向けに品種改良されたものがクラピアの名で販売されている。茎や葉が立ち上がらず、芝生のように地面によくへばり付く。

下旬

シオデ

牛尾菜 ユリ目/サルトリイバラ科/シオデ属 花期/6月下旬~7月上旬 結実期/10月下旬~12月

食用自生種

林縁部に生える蔓性の多年草で、雌雄異株(しゆういしゅ)。平たくいうなら、葉っぱがさほど幅広でないサルトリイバラ(猿捕茨)。湘南・鎌倉・三浦半島では丘陵部を中心に林の周辺に普通種というが、意外となかなか見かけない。目立たないので、あっても気づかず通り過ぎてしまっている可能性も。


横浜市戸塚区・舞岡公園、横浜市戸塚区・俣野園(池畔入口左のツツジ(躑躅)に)

鎌倉中央公園

鎌倉広町緑地

タケニグサ

竹似草 ケシ目/ケシ科/タケニグサ属 花期/6月下旬~7月上旬

有毒自生種

詳細を見るタケニグサ 茅ケ崎里山公園 2017/06/27(画像準備中)(画像準備中)

ジャコウソウ

麝香草 シソ目/シソ科/ジャコウソウ属 花期/6月下旬~7月上旬

稀少

山地に生える大型の多年草。神奈川県内では丹沢に自生があるとかないとか。湘南・鎌倉・三浦半島で稀に見るのはタニジャコウソウ(谷麝香草)


東京都八王子市・高尾山(8月中旬~9月中旬)

厚木市・荻野運動公園、箱根湿生花園(8月下旬~9月中旬)

オオバギボウシ

大葉擬宝珠 キジカクシ目/キジカクシ科/ギボウシ属 花期/6月下旬~7月上旬

危険食用自生種改良種保護

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

コバギボウシ

小葉擬宝珠 キジカクシ目/キジカクシ科/ギボウシ属 花期/6月下旬~7月上旬

自生種改良種稀少保護

詳細を見るギボウシ 寒川神社宮山神社 2017/06/23(画像準備中)(画像準備中)

シマトネリコ

島梣 シソ目/モクセイ科/トネリコ属 花期/6月下旬~7月上旬

トネリコは山地に自生する落葉樹、シマトネリコは沖縄などの南の島に生える常緑樹。高木になる。雌雄異株(しゆういしゅ)。トウネズミモチ(唐鼠黐)とほぼ同じ時期に似たような雰囲気の花を咲かせるが、シマトネリコは葉の緑色が明るく軽やかな印象を受けるだろう。新築一戸建て住宅のシンボルツリーとして一本植えられていることが多い。カブトムシ(甲虫)が集まってきて、樹皮を傷つけ樹液を吸うことが知られる。

セリ

芹 セリ目/セリ科/セリ属 旬/12月~3月 花期/6月下旬~7月中旬

危険食用自生種

湿地などに生える多年草。”春の七草”にいうセリ、ナズナ(薺)‥、のセリ。栽培されたものがスーパーマーケットで野菜として売られているが、意外と身近なところに自生もしている。市販品と野良のセリではずいぶん姿が違って見えるけれども。近似種のドクゼリ(毒芹)という毒草を誤って食べてしまうとたいへんなことになるので、安易に摘んで食べないよう。別名シロネグサ(白根草)。湘南・鎌倉・三浦半島で普通種。

セリの葉 鎌倉中央公園 2017/01/23

セリの葉 鎌倉中央公園 2017/01/23


横浜市戸塚区・俣野園

広町緑地(6月末、田んぼ周辺)、茅ケ崎里山公園(7月15日頃、柳谷池周辺 ※動植物の持ち出しは禁止されている)、湘南タゲリ米の里

ヤブコウジ

藪柑子 ツツジ目/サクラソウ科/ヤブコウジ属 花期/6月下旬~7月中旬 結実期/10月下旬~2月

自生種

詳細を見るヤブコウジ 寒川町・寒川神社宮山神社 2017/06/23(画像準備中)(画像準備中)

コオニユリ

小鬼百合 ユリ目/ユリ科/ユリ属 花期/6月下旬~7月中旬 結実期/9月~10月 旬/11月下旬~12月

食用薬用

詳細を見るコオニユリ 鎌倉中央公園 2017/06/24コオニユリ 鎌倉中央公園 2017/06/24コオニユリ 鎌倉中央公園 2017/06/24

モッコク

木斛 ツツジ目/モッコク科/モッコク属 花期/6月下旬~7月中旬 結実期/10月

自生種

詳細を見るモッコク 藤沢市・新林公園 2017/07/11(画像準備中)(画像準備中)

リョウブ

令法 ツツジ目/リョウブ科/リョウブ属 花期/6月下旬~7月中旬

食用

詳細を見るリョウブ 箱根町・県道75号椿ライン 2017/08/01(画像準備中)(画像準備中)

シマサルスベリ

島百日紅 フトモモ目/ミソハギ科/サルスベリ属 花期/6月下旬~7月中旬

外来種稀少

環境省レッドリスト2015「準絶滅危惧(NT)」

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ヤブカンゾウ

藪萱草 キジカクシ目/ススキノキ科/ワスレグサ属 花期/6月下旬~7月

自生種保護

詳細を見るヤブカンゾウ 茅ヶ崎市・清水谷 2017/07/05(画像準備中)(画像準備中)

ツタ

蔦 ブドウ目/ブドウ科/ツタ属 花期/6月下旬~7月 結実期/10月~11月 紅葉/11月中旬~下旬

自生種

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

ウワミズザクラの実

上溝桜 バラ目/バラ科/ウワミズザクラ属 花期/4月中旬~下旬 結実期/6月下旬~8月中旬

自生種稀少

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

イヌザクラの実

犬桜 バラ目/バラ科/サクラ属 花期/4月中旬~下旬 結実期/6月下旬~7月中旬

稀少

ウワミズザクラ(上溝桜)同様の実ができる。花はウワミズザクラの方が若干早かったが、実が熟すのはイヌザクラが若干先。


散在ガ池森林公園、茅ケ崎里山公園(パークセンターから一寸峠(ひとあしとうげ)へ向かう途中の右手東側・栗の木広場への下り口にある広場にウワミズザクラ3本・イヌザクラ1本植樹、結実不良)

ハマユウ

浜木綿 ユリ目/ヒガンバナ科/ハマオモト属 花期/6月下旬~8月 結実期/9月~10月

保護

神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

海辺の砂浜に生える白花の巨大ヒガンバナ(彼岸花)。名前は、神道で用いられる木綿(ゆう、コウゾの繊維で織られた白布)を思わせることから。葉がオモト(万年青)という観葉植物に似ていることからハマオモト(浜万年青)とも。
神奈川県内では、元は横須賀市の天神島にのみ自生し、それが日本での自生の北限とされている。現在県内各所の海岸で数多く見ることができるが、それらはすべて人為的に植えられたものかそれから繁殖したものだとしている。本当だろうか。
横須賀市、三浦市の花に制定。

ハマユウ 坂ノ下海岸 2012/06/28

ハマユウ 坂ノ下海岸 2012/06/28

ハマオモトヨトウ(浜万年青夜盗)なるガ(蛾)の幼虫が付き葉を食害されやすい。

ちなみに女優の浜木綿子(はまゆうこ、夫は二代目市川猿翁、子に香川照之=九代目市川中車)は芸名で、浜が苗字、木綿子が名。


城ヶ島、天神島臨海自然教育園(国内自生北限、県指定天然記念物)、坂ノ下海岸(稲瀬川河口に囲いを設けて保護、国道134号線沿いなどにも)、稲村ガ崎(江の島を背景に)

観音崎(なし)、斉田浜(せいたばま)

ヤブガラシ

藪枯らし ブドウ目/ブドウ科/ヤブガラシ属 花期/6月下旬~8月

薬用自生種駆除

詳細を見るヤブガラシ 藤沢市・江の島 2017/04/24ヤブガラシの花(雄性期) 藤沢市・江の島 2017/04/24ヤブガラシの花(雌性期) 藤沢市・江の島 2017/04/24

グラジオラス

キジカクシ目/アヤメ科/グラジオラス属 花期/6月下旬~8月

外来種改良種

アフリカなどを原産とする大型の多年草。名は古代ローマの剣グラディウスに因む。花が変化に富んでおり艶やかであると人気が高く、花壇などに好まれる。時期早い台風の襲来で倒れやすい。

ヒヤシンスと混同しないよう。

スズサイコ

鈴柴胡 リンドウ目/ガガイモ科/カモメヅル属 花期/6月下旬~9月上旬

自生種稀少保護

環境省レッドリスト2015「準絶滅危惧(NT)」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IB類」

ガガイモ科だが、蔓性ではなく自立する多年草。花は星型で、緑色ないし紫色を帯びる。昔は早朝咲いて日が昇ると花を閉じるといわれていたがそうではなく、咲き始めるのは日没の前。開花は夜間。天気が悪いときは日がある程度昇ってしまっても咲き残っていることはあるようだ。名は、蕾の形状が鈴のようで、全体的な姿が柴胡(さいこ)という漢方薬に用いされるミシマサイコ(三島柴胡)に似ている(とされる)ため。Psycho(サイコ、精神異常)なわけではない。神奈川県内各地に少数が残っているようだが、湘南・鎌倉・三浦半島では極めて稀。知名度がなく存在も地味で、イネ科と混生したらもうどうということのない雑草にしか見えないため、仮に生えても草刈り被害に遭って終わり。


横浜市緑区・新治市民の森(にいはる-

衣笠山公園(二三株のみ、07:30-08:30 県道26号から車両進入禁止)

オトギリソウ

弟切草 キントラノオ目/オトギリソウ科/オトギリソウ属 花期/6月下旬~9月中旬

有毒薬用自生種稀少保護

草地に生える多年草。キンシバイ(金糸梅)の仲間なので花は黄色。葉や花に謎の黒い点々や筋(すじ)が目立つ。


塚山公園、森戸川源流

茅ヶ崎市平太夫新田

ノウゼンカズラ

凌霄花 シソ目/ノウゼンカズラ科/ノウゼンカズラ属 花期/6月下旬~9月

詳細を見る(画像準備中)(画像準備中)(画像準備中)

キョウチクトウ

夾竹桃 リンドウ目/キョウチクトウ科/キョウチクトウ属 花期/6月下旬~9月

有毒危険改良種

詳細を見るキョウチクトウ 横須賀美術館 2017/06/06(画像準備中)(画像準備中)

マヤラン

摩耶蘭 キジカクシ目/ラン科/シュンラン属 花期/6月下旬~10月

自生種稀少保護

環境省レッドリスト2015「絶滅危惧II類(VU)」

詳細を見るマヤラン 真鶴町 2017/07/10マヤラン 座間市・座間谷戸山公園 2017/07/09マヤラン 真鶴町 2017/07/10

ナギラン

梛蘭 キジカクシ目/ラン科/シュンラン属 花期/6月下旬~7月中旬

自生種稀少保護

環境省レッドリスト2015「絶滅危惧II(VU)」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IA類」

詳細を見るナギラン 真鶴町 2017/07/10ナギラン 真鶴町 2017/07/10ナギラン 真鶴町 2017/07/10

エノコログサ

狗尾草 イネ目/イネ科/エノコログサ属 見頃/6月下旬~10月

自生種

穂がイヌ(犬)っころの尻尾に見えたことからエノコログサというらしいが、英名フォックステイル・グラス(foxtail-grass、キツネの尾っぽのような草)の方が的確か。現在はイヌに見立てられることはなく、むしろネコ(猫)用。別名のネコジャラシと呼んだ方が我々には遥かに馴染み深いか。エノコログサで実際にネコをじゃらすことができる。

エノコログサと一口にいってもじつのところは数種あり。エノコログサは緑色で穂は直立、アキノエノコログサ(秋の狗尾草)は花期がやや遅く穂はやや大型で途中から垂れるのが特徴。穂が黄金色になるキンエノコロ(金狗尾)、紫色になるムラサキエノコロ(紫狗尾)なども。

エノコログサとアキノエノコログサの混生 鎌倉市笛田 2012/09/25

エノコログサとアキノエノコログサの混生 鎌倉市笛田 2012/09/25

キンエノコロ 毘沙門海岸 2016/09/17

キンエノコロ 毘沙門海岸 2016/09/17

キンエノコロ 毘沙門海岸 2016/09/17

キンエノコロ 毘沙門海岸 2016/09/17

アキノエノコログサ 鎌倉中央公園 2017/09/19

アキノエノコログサ 鎌倉中央公園 2017/09/19


馬入水辺の楽校(9月、キンエノコロ群生)

アベリア

マツムシソウ目/スイカズラ科/ツクバネウツギ属 花期/6月下旬~11月

外来種改良種

公園の生垣に多用されている常緑低木。ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)などの和名があるようだが、一般にはツクバネウツギ属を意味するアベリア(Abelia)で定着している。花期がやたら長いのが特徴。花が落ちたあとに見える萼の姿が羽根突きの羽根のような形状をしている。

参考)ショウキウツギ(鐘馗空木)(5月)

タシロラン

田代蘭 キジカクシ目/ラン科/トラキチラン属 花期/6月末~7月上旬

自生種稀少保護

環境省レッドリスト2015「準絶滅危惧(NT)」

光合成をしない腐生植物。名は発見者に因む。湘南・鎌倉・三浦半島では、鎌倉を除く丘陵地に比較的多い。


観音崎公園、三浦富士

横須賀市・鷹取山、馬堀自然教育園、久里浜緑地、衣笠山公園、光の丘水辺公園(通常非公開の自然再生区域「聖なる池」、6月下旬~7月上旬「ハンゲショウ観察会」のときに)、大楠山、源氏山、光則寺、高麗山

ヒメノヤガラ

姫の矢柄 キジカクシ目/ラン科/ヒメノヤガラ属 花期/6月末~7月上旬

自生種稀少保護

環境省レッドリスト2015「絶滅危惧II類(VU)」
神奈川県レッドリスト2006「絶滅危惧IB類」

薄暗い林内に生える腐生植物。名はオニノヤガラ(鬼の矢柄)の小さいものの意でヒメが冠されている。

チダケサシ

乳茸刺 ユキノシタ目/ユキノシタ科/チダケサシ属 花期/6月末~7月中旬

自生種稀少保護

詳細を見るチダケサシ 鎌倉市・広町緑地 2017/07/07チダケサシ 鎌倉市・広町緑地 2017/07/07(画像準備中)

クサレダマ

草連玉 ツツジ目/サクラソウ科/オカトラノオ属 花期/6月末~7月

自生種稀少保護

詳細を見るクサレダマ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15クサレダマ 横浜市戸塚区・舞岡公園 2017/07/15(画像準備中)

キカラスウリ

黄烏瓜 ウリ目/ウリ科/カラスウリ属 花期/6月末~9月 結実期/12月~1月

薬用自生種稀少保護

詳細を見るキカラスウリの雄花 茅ヶ崎市柳島 2017/07/07キカラスウリの雌花 茅ヶ崎市柳島 2017/08/12(画像準備中)

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